國村隼の現在と独身を貫く理由とは?名優が放つ怪演の原点を追う
『ブラック・レイン』以降、ジョン・ウー監督の香港映画『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』(1992年)に出演するなど、早くからアジア圏でも名を知られるようになった國村隼。その名を再び世界に轟かせたのが、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル Vol.1』(2003年)でした。東京のヤクザの幹部・田中組長役を演じ、会議の席でルーシー・リュー演じるオーレン・イシイに首を斬り落とされる強烈なシーンは、映画ファンの脳裏に鮮烈な印象を刻み込みました。
そして彼のキャリアにおける最大の国際的金字塔となったのが、2016年の韓国サスペンスホラー映画『コクソン/哭声』(ナ・ホンジン監督)です。山奥の村に現れる正体不明の「謎の日本人(よそ者)」役を怪演。生肉を貪り、ふんどし姿で山中を疾走する壮絶な撮影に挑み、観客に底知れぬ恐怖と混乱を植え付けました。
韓国公開時の反響は凄まじく、映画は大ヒットを記録。國村隼の怪演は韓国国内で社会現象を巻き起こし、韓国で最も権威ある「第37回青龍映画賞」において、外国人俳優として史上初となる男優助演賞と人気スター賞の2冠を達成しました。授賞式で韓国語を交えながら深々と一礼する彼の姿は、現地の映画ファンから惜しみない称賛と敬意を集めました。
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