副鼻腔炎から中耳炎へ?鼻水放置で耳が痛む原因と2026年最新治療法
副鼻腔炎に伴う耳のトラブルは、激しい痛みを伴う急性中耳炎だけにとどまりません。「耳が詰まったような感覚(耳閉感)が取れない」「自分の声が頭の中に響く」「低音の耳鳴りが続く」といった症状が続く場合、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎を併発している可能性が極めて高くなります。
蓄膿症によって耳管の換気機能が麻痺すると、中耳腔内の空気が周囲の組織に吸収され、内部が強い陰圧状態(真空に近い状態)になります。すると、中耳の粘膜からしみ出した液体(浸出液)が鼓膜の奥に溜まり、鼓膜の自由な振動を妨げてしまうのです。
この滲出性中耳炎は痛みがほとんどないため、特に大人の場合は「単なる鼻風邪のせいだろう」と放置されがちです。しかし、蓄膿症の治療を行わずに放置すると、中耳腔の癒着や恒久的な伝音難聴へと進行する恐れがあります。耳の閉塞感や耳鳴りへの対処法としては、耳だけでなく大元の原因である副鼻腔炎の消炎治療を並行して行うことが根本解決への最短ルートです。
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