愛犬の皮膚のしこりはダニ?噛まれた跡の特徴と危険な初期症状を解説

愛犬の皮膚のしこりはダニ?噛まれた跡の特徴と危険な初期症状を解説について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

マダニの吸血そのものによる貧血や皮膚炎以上に恐ろしいのが、ダニ媒介性疾患による重篤な全身感染症です。マダニが病原体を媒介した場合、噛まれてから数日から数週間の潜伏期間を経て重篤な犬マダニ症状が現れます。

代表的な脅威が犬バベシア症です。マダニが媒介する原虫(バベシア)が赤血球内に寄生して破壊を繰り返すため、急激な溶血性貧血、高熱、黄疸、赤ワイン色の血色素尿を引き起こします。治療が遅れれば多臓器不全に陥り、命を落とす危険性が極めて高い病気です。

さらに近年、人獣共通感染症として警戒が強まっているのが重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染し、犬でも発熱、元気消失、嘔吐・下痢、血小板減少に伴う出血傾向がみられます。何より恐ろしいのは、感染した愛犬の唾液や体液から飼い主へ感染し、人間側の致死率が10〜30%にも達する点です。愛犬のダニ被害は家族全体の健康危機に直結します。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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