83歳まで生きた貝原益軒『養生訓』!現代医学が驚愕する長寿の極意
益軒は肉体のケアと同じくらい、あるいはそれ以上に「心の持ち方(気の養生)」を重視しました。いくら食事に気を配っても、怒りや不安で心が乱れていれば、体内の「気(生命エネルギー)」が滞り、病を引き起こすと洞察したのです。
益軒が提唱したメンタルヘルスの鉄則は以下の3つに集約されます。
- 怒りと欲を抑える:激しい怒りや過度な物欲・執着は心身を激しく消耗させるため、意識して手放す。
- 三楽(さんらく)を持つ:「道を行い、善を楽しむ」「身の息災を楽しむ」「古人の書を読み、詩歌を楽しむ」という3つの楽しみを日々に持つ。
- 常に心を穏やかに保つ:小さなことにクヨクヨせず、ゆったりとした気持ちで過ごす。
現代の心身医学において、過度な怒りやストレスが交感神経を異常に緊張させ、血管を収縮させて心血管疾患や免疫力低下を招くことは常識です。益軒の「気の養生」は、交感神経と副交感神経のバランスを整える自律神経コンディショニングそのものであり、情報過多で脳疲労を抱えるビジネスパーソンにこそ必要な処方箋といえます。
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