月面探査の新時代に読み解く「宇宙船地球号」——毛利衛氏のメッセージが今、世界に突きつけるもの
1992年9月、スペースシャトル「エンデバー」のミッション(STS-47)で、毛利氏は約8日間にわたり軌道上に滞在した。日本初の本格的な宇宙実験(FMPT / 第1次材料宇宙実験)を牽引し、半導体結晶の成長や生物実験など多岐にわたるテーマに取り組んだ歴史的フライトである。
中でも象徴的だったのは、軌道上から日本の小中学生に向けた「宇宙授業」のライブ中継だ。水滴が球体となって浮遊する様子や、無重力下での試行錯誤をありのままに披露した姿は、画面越しの子供たちに強烈なインパクトを与えた。単なるミッション遂行者にとどまらず、科学の面白さを社会に共有する「伝える人」としての役割を自ら引き受けた瞬間だった。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/dljlkuxf/7016020/