抹茶の日はなぜ2月6日?由来の語呂合わせと2026年最新トレンド

抹茶の日はなぜ2月6日?由来の語呂合わせと2026年最新トレンドについて重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

「抹茶の日」が誕生したのは1992年(平成4年)のこと。愛知県の西尾市茶業振興協議会が、西尾茶の開祖とされる足利義氏の時代からの歴史や、明治時代に始まった西尾茶創業120周年を記念して制定しました。

日付が2月6日に選ばれた理由は、茶道において湯を沸かすために用いる道具「風炉(ふ・ろ)」の語呂合わせ(2=ふ、6=ろ)にあります。茶道を知らない人からすると少し意外な着眼点ですが、茶の湯の歴史と文化に深く根ざしたユニークな発想です。

ここで茶道に詳しい方が抱くひとつの疑問があります。「2月といえば、炉(ろ)の季節ではないか?」という点です。茶道では季節によって湯を沸かす設備を使い分けます。

【茶道における「風炉」と「炉」の違い】
・風炉(ふろ):5月〜10月の温かい時期に使用。火を客から遠ざけるため、畳の上に置くポータブルな炉器。
・炉(ろ):11月〜4月の寒い時期に使用。客を暖めるため、畳を切って床下に火を入れる設備。

茶道の暦の上では2月は「炉」の真っただ中ですが、記念日の語呂合わせとしては「ふ(2)ろ(6)」の響きが最も美しく親しみやすいため、2月6日が抹茶の日に選ばれました。伝統を重んじつつも、親しみやすさを込めた記念日設定といえます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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