名窯から蚤の市まで!フランスアンティーク食器の選び方と刻印鑑別

名窯から蚤の市まで!フランスアンティーク食器の選び方と刻印鑑別を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

王室の絢爛たる磁器とは対照的に、19世紀から20世紀初頭にかけて一般市民の食卓を豊かにしたのが、いわゆるグリザイユ(灰色の単色画)や転写印刷技術を駆使したファイアンス・フィーヌ(上質軟質陶器)です。その中心にいたのが、クレイユモントロー窯でした。繊細な風景画や神話、風刺画が描かれたプレートは、当時のパリ市民にとって食事と会話を楽しむ最高のエンターテインメントでした。

同じく圧倒的な人気を誇ったのがサルグミンヌです。花々や植物をモチーフにしたフェミニンなデザインや、温かみのあるアースカラーのカフェオレボウルは、蚤の市やアンティークショップで今も絶大な人気を誇ります。高価な美術品としてのアンティークだけでなく、生活の傷や貫入(表面のひび割れ模様)すら味わいとするブロカントの愛好家たちにとって、これら大衆陶器こそがフレンチ・アンティークの真骨頂といえるでしょう。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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