木造建築の命運を握る「造営材」の真実と失敗しない木材選定術
木材は「不均質で燃えやすく腐りやすい」という従来の固定観念は、建築構造工学の進歩によって完全に過去のものとなった。直交集成板(CLT)や大断面集成材、木鋼ハイブリッド部材の開発により、鉄骨造やRC造と同等以上の耐火性能・耐震性能を備えた造営材が次々と誕生している。
最新の非破壊検査技術を用いれば、丸太の内部応力やヤング係数を伐採直後に正確に測定できる。これにより、従来の目視による格付けでは見抜けなかった内部欠陥を排除し、構造計算と寸分の狂いもない資材選定が可能となった。先端テクノロジーが、伝統的な木材選別の曖昧さを排除し、極めて精度の高い造営材エンジニアリングを実現している。
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