手足口病と突発性発疹の見分け方!熱と発疹の順番で迷わない完全ガイド
Q1:突発性発疹の発疹を痒がる場合、どのような対処法がありますか?
A1:突発性発疹による皮膚のブツブツは通常かゆみを伴いませんが、体温の上昇や寝汗によって皮膚が刺激され、一時的にかゆみやムズムズ感を訴えることがあります。部屋の温度を24〜26度前後の涼しい環境に調整し、吸湿性の高い綿素材の服を着せてください。患部を保冷剤や冷たい濡れタオルで軽く冷やしてあげると不快感が和らぎます。掻き壊しがひどい場合は小児科で非ステロイド系や抗ヒスタミン等の塗り薬を処方してもらうと安心です。
Q2:突発性発疹は何歳までかかりますか?2回かかることはありますか?
A2:突発性発疹は生後6ヶ月から2歳未満までに約90%の子どもがかかりますが、稀に3歳や4歳で初感染するケースもあります。また、原因ウイルスには「HHV-6」と「HHV-7」の2種類が存在するため、1歳前後で1回目の突発性発疹にかかり、数ヶ月〜1年後に別のウイルスで2回目の突発性発疹を発症することは臨床上よく見られます。
Q3:手足口病の発疹を早く治す薬や特効薬はありますか?
A3:手足口病の原因ウイルスを直接退治する抗ウイルス薬やワクチンは現在のところ存在しません。治療は症状を和らげる対症療法が基本となります。口内炎の痛みが強く水分が取れない場合は、小児用の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)や口内炎用の塗り薬を使用して痛みを緩和させ、自然免疫によってウイルスが体内から排除されるのを待ちます。
Q4:発疹が出る前に小児科を受診しても診断はつきますか?
A4:発熱初期の段階では、のどの赤さや所見だけで突発性発疹と確定診断を下すことは困難です(口の中に「永山斑」と呼ばれる特徴的な粘膜疹が見られることで推測できる場合はあります)。手足口病も水疱が出る前は風邪と見分けがつきません。高熱が出た段階で一度受診して他の重症感染症(中耳炎、尿路感染症、川崎病など)を除外してもらい、熱が下がって発疹が出たタイミングで再度経過を報告するのが確実な受診の流れです。