花粉症で耳が痛いのはなぜ?中耳炎のリスクと今すぐできる応急処置
花粉症に伴う耳の痛みを「季節が過ぎれば治る」と我慢するのは極めて危険です。その痛みの背後には、治療を急ぐべき中耳炎が隠れている可能性が極めて高いためです。
代表的な疾患が「急性中耳炎」と「滲出性(しんしゅつせい)中耳炎」です。アレルギー反応で耳管の換気機能が失われると、中耳腔に液体(滲出液)が溜まり続け、鼓膜の振動を阻害します。初期は軽い耳の痛みやつまった感じ程度ですが、細菌感染が加わると激痛や発熱を伴う急性中耳炎へとシフトします。
大人のアレルギー患者において近年特に警戒されているのが、難治性の「好酸球性中耳炎」です。アレルギーに関わる白血球の一種「好酸球」が中耳に極端に集まり、ニカワ状の非常に粘り気の強い分泌物が溜まる病態で、気管支喘息を合併している人に多く見られます。一般的な抗生剤が効きにくく、放置すると不可逆的な高度難聴や耳鳴りを残す恐れがあるため、早期発見が極めて重視されています。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/kddvgmxq/8328686/