権禰宜とはどんな役職?宮司・禰宜との明確な違いと神職の実態

権禰宜とはどんな役職?宮司・禰宜との明確な違いと神職の実態とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

神職資格を取得し、権禰宜として神社に奉職するためのルートは主に2つ存在する。最もスタンダードな道は、神職養成課程を持つ高等教育機関を卒業することだ。東京都渋谷区にキャンパスを構える國學院大學や、三重県伊勢市の皇學館大学の神道文化学部・神道学科へ進学し、必要な単位を取得すれば、卒業時に「明階」または「正階」の階位が付与される。

もう一つの道は、各都道府県の神社庁が主催する短期の「神職養成講習会」を受講し、検定試験に合格する方法だ。社会人を経験した後に神職を志す人々や、実家の神社を継承する社会人女性などがこのルートを利用して「直階」や「権正階」を取得するケースが増加している。

資格を取得した後は、出身神社のコネクションや大学の就職課を通じて全国の神社へ応募する。しかし、世襲制のイメージが強い業界でありながら、近年は一般家庭出身の若者が権禰宜として採用される機会も広がっており、門戸は決して閉ざされていない。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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