幻のカルピスバターはなぜ高い?味の評判や成城石井・販売店を徹底解剖

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カルピスバターが「幻のバター」と称され、一般的なバターの2〜3倍近い価格で取引される背景には、極めて限られた生産量と妥協のない製法があります。

このバターは、国民的飲料「カルピス」を作る工程で牛乳から脱脂乳を作る際、副産物として分離される高品質な乳脂肪分から作られています。驚くべきはその抽出比率です。カルピス約30本〜40本(470ml換算)の製造工程から、わずか450gのバター1個分の乳脂肪分しか得られません。カルピスそのものの生産量に依存するため、バターだけを大量増産することが構造上不可能なのです。

1963年の誕生当初は業務用として完全限定出荷され、帝国ホテルをはじめとする名門ホテルや高級フランス料理店のトップシェフたちに独占されていました。一般市場には一切出回らなかった歴史が「幻」というブランドを確立させました。現在でもその希少価値は変わらず、450gポンドブロックで定価1,600円〜2,000円前後という高級価格帯を維持し続けています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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