【追跡】安住紳一郎アナ「若い頃」の衝撃と変遷——毒舌と狂気が作った国民的アナの原点
北海道帯広柏葉高校を卒業後、明治大学文学部に進学した安住は、本来ならば国語の高等学校教諭になる未来を描いていた。教育実習にも赴き、熱弁を振るっていたという。しかし、就職活動の過程で事態は急変する。記念受験の意味合いも含めて臨んだアナウンサー試験で、彼の異彩は際立っていた。
民放各社を受験するなか、面接官の定型質問に対して「模範解答」を一切口にしなかったという逸話は有名だ。綺麗事を排除し、どこか皮肉を交えながらも本質を突く彼の語り口は、面接官たちの目を釘付けにした。結果としてTBSに入社を決めたが、同期や先輩アナウンサーたちが抱いた第一印象は「大人しそうに見えて、腹の底で何を考えているかわからない新人」だったという。この異端のスタートこそが、後に彼を唯一無二の存在へと押し上げるロケットの燃料となった。
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