猿田彦神社「方位石」触り方の順番と干支の組み合わせ!ご利益と真相
猿田彦神社の境内に足を踏み入れると、社殿の正面中央に低く構える八角形の石柱が目に飛び込んできます。この場所は古殿地(こでんち)と呼ばれ、昭和11(1936)年の大造営によって現在の社殿へ遷るまで、長きにわたり神殿が鎮座していた神聖な跡地です。
石柱の天面には、方角を示す十干十二支(じっかんじゅうにし)が刻まれており、これが「方位石(ほういせき)」と通称されています。猿田彦神社において「八角形」は極めて重要な意味を持ちます。主祭神である猿田彦大神が、天孫降臨の際に天地を照らし全方位を先導した神話に由来し、方位石のみならず鳥居の柱や鰹木、社殿の柱に至るまで八角の意匠が徹底されています。
八角は森羅万象、すなわち「東西南北とその間の四方」すべての方向を掌握し、厄を祓い清めて進路を開く象徴です。人生の岐路に立つ人々が新たな一歩を踏み出す際、みちひらきのご利益を求めてこの方位石に祈りを捧げるのは、神聖な神の座であった歴史的背景があるからです。
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