壁掛けテレビのふかし壁が急増する理由!後悔しない費用と寸法の極意
意匠性に優れたふかし壁ですが、施工後のやり直しが難しいため、事前に想定されるデメリットや失敗リスクを把握しておく必要があります。
・部屋の圧迫感と動線の圧迫
壁を手前に出す分、部屋の有効面積は確実に減少します。6畳〜8畳程度のコンパクトなリビングでは、わずか10cm壁が前に出るだけでも視覚的な圧迫感が生じるため、テレビの視聴距離(画面の高さ×約1.5倍〜3倍)を慎重に計算しなければなりません。
・配管サイズ不足によるケーブル詰まり
配線隠し用に仕込んだCD管の径が細すぎたため、先端の大きなHDMI 2.1ケーブルや光ファイバーケーブルが通らないというトラブルが多発しています。将来的な機器の買い替えや端子の大型化を見据え、内径30mm以上の大口径配管や複数ルートの配管設計をしておく必要があります。
・レコーダーやゲーム機の置き場難民
テレビをスマートに壁掛けしたものの、ブルーレイレコーダー、PlayStation 5やNintendo Switchといったゲーム機、サウンドバーの設置場所を想定しておらず、結局足元にテレビボードを置くことになり「ふかした意味が薄れた」と後悔する声も散見されます。壁面にニッチ(飾り棚)を掘り込むか、別のクローゼットへ集中配線する事前の設計が不可欠です。
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