即位とは何か?践祚との違いや三種の神器、皇位継承の全儀式を徹底解説

即位とは何か?践祚との違いや三種の神器、皇位継承の全儀式を徹底解説について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。

即位の日に真っ先に行われる極めて重大な儀式が、「剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)」です。皇位の象徴として歴代天皇に受け継がれてきた「三種の神器」を、新たな天皇が承継する手続きです。

三種の神器はそれぞれ以下の役割を持ちます。

・八咫鏡(やたのかがみ):伊勢神宮の内宮をご神体とし、宮中三殿の賢所(かしこどころ)には形代(かたしろ)が祀られています。動座させず、儀式も賢所前で行われます。
・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ/草薙剣):熱田神宮に本体があり、皇居には形代が置かれ、天皇の身近に常時安置されます。
・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま):三種の神器の中で唯一、神話時代からの実物が皇居の「剣璽の間」に安置されていると伝えられます。

「剣璽等承継の儀」において実際に引き継がれるのは、実物である勾玉と、形代である剣、そして国の公式印章である「国璽(こくじ)」および天皇の動静に用いられる「御璽(ぎょじ)」です。皇居・宮殿の「松の間」に新天皇が立ち、侍従がこれらを奉戴して御前に安置する所作は、日本の歴史において皇統が正しく無傷で受け継がれたことを視覚的に証拠立てる厳粛な瞬間となります。憲法第7条が定める内閣の助言と承認による「国事行為」として執り行われます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

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