桐野夏生の最高傑作はどれ?代表作の読む順番と現在の活動を徹底追跡
桐野夏生(きりの なつお)は1951年、石川県金沢市に生まれました。成蹊大学法学部を卒業後、様々な職を経て脚本や小説の執筆活動を開始。1993年に『顔に降りかかる雨』で第43回江戸川乱歩賞を受賞し、鮮烈な作家デビューを飾ります。
彼女の才能が文壇を揺るがしたのは1999年、『柔らかな頬』での第120回直木賞受賞でした。北海道の別荘地で突如として愛娘を失った母親・カスミの狂気と再生を描いた本作は、ミステリーの枠組みを超えた純文学的サスペンスとして絶賛を浴びました。
その後も2003年に『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年に『残虐記』で柴田錬三郎賞、2008年に『東京島』で谷崎潤一郎賞、2011年に『ナニカアル』で読売文学賞を受賞。主要文学賞を総なめにするそのキャリアは、日本の近現代エンターテインメント界において極めて稀有な足跡を残しています。
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