新宿中村屋で絶対に外さない!贈って喜ばれる名作手土産の全貌
新宿中村屋のショーケースを語る上で欠かせない二大巨頭が、「中村屋 月餅」と「うすあわせ」だ。この二つが誕生した背景には、既成概念にとらわれない創業者の飽くなき探求心があった。
日本における中華菓子の先駆けとなった月餅。昭和2年、中国を訪れた創業者が現地の月餅に出会い、その濃厚な味わいに感銘を受けたことから開発が始まった。しかし、当時の本場の中華菓子はラードや独特の香辛料が強く、そのままでは日本人の舌に馴染みにくい。そこで、伝統製法をベースにしつつも油分を抑え、厳選した小豆餡や木の実の香ばしさを引き出す独自のレシピを構築。和菓子・中華菓子の垣根を飛び越えた「中村屋 月餅」という唯一無二の和洋折衷銘菓がここに結実した。
一方、昭和後期に誕生した「うすあわせ」は、繊細なパイ生地と和の餡を組み合わせたパイ饅頭の傑作だ。職人たちが目指したのは、幾重にも折り重なる極薄のパイ層がもたらす「しっとり感」と「サクッとした歯切れ」。バターのコクと、あずき・かぼちゃ・さつまいも餡の自然な甘みが口の中で溶け合う仕上がりは、発売以来、手土産の定番として日本中の食卓を彩り続けている。
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