日本で「島を買う」現実とは?無人島購入の価格相場と隠された真相
「無人島はいくらで買えるのか」――誰もが抱くこの素朴な疑問に対する答えは、数百万円から数億円以上と極めて幅広い。不動産業界の特殊なセグメントとして存在する島嶼売買において、決定的な指標となるのは「本土からの距離」「船を着けられる港や浜の有無」「インフラの引き込み可否」の3点だ。数百万円で購入できる格安の島も実在するが、その多くは船の着岸すら困難な岩山であったり、平地がほぼ皆無だったりする。
一方で、数十万平方メートル規模の平坦地を持ち、プライベートビーチや豊かな森林を擁する島となれば、相場は数億円跳ね上がる。不動産業の専門業者が扱う仲介物件の中には、海外投資家や国内の事業家からの問い合わせが絶えない人気案件も存在する。だが、本体価格だけに目を奪われるのは危険だ。所有権移転の手続きはもちろん、測量費用や登記費用、さらには現地調査のための船のチャーター費用など、購入プロセスそのものに多額の初期費用がかかるのが現実だ。
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