自民党総裁選の党員票の全貌!ドント方式の配分と勝敗を分ける真実
総裁選のドラマを語る上で避けて通れないのが、第1回投票で過半数を獲得する候補が出なかった際に行われる「決選投票ルール」です。ここに、党員票が持つ影響力の“最大の落とし穴”が存在します。
第1回投票では議員票と党員票が「1対1」の対等な比率でした。しかし、上位2名による決選投票に進んだ瞬間、配分比率が劇的に変化します。
決選投票における党員票は、全国の得票数に関係なく「47都道府県連に各1票(合計47票)」へと一気に縮小されます。一方で国会議員票はそのまま全員分が維持されるため、全体の約88%以上を国会議員の票が占める構成へと様変わりするのです。
過去の総裁選でも、第1回投票で全国の党員票を圧倒的に集めてトップに立った候補が、決選投票で議員票を固めた2位候補に大逆転を喫する事例が繰り返されてきました。「地方の民意では勝っていたのに、永田町の派閥・グループの結託で覆される」という構図は、この決選投票における党員票の激変ルールが生み出す政治的現実と言えます。
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