マシンの限界はバーベル何キロ?チェストプレスの換算式を暴く

マシンの限界はバーベル何キロ?チェストプレスの換算式を暴くについての疑問解決ガイドをご紹介します。

ウエイトトレーニングの現場で起きる「マシンのほうが重い重量を扱える」という錯覚。その最大の要因は、軌道の固定とスタビライザー(安定筋群)の関与度にある。ベンチプレスでは、バーベルを水平かつ左右均等に保ちながら上下させるため、主動筋である大胸筋だけでなく、三角筋前部、上腕三頭筋、さらにはインナーマッスルである回旋筋腱板(ローテーターカフ)や前鋸筋がフル稼働する。

対するチェストプレスマシンは、軌道がガイドレールやアームによって強固に拘束されている。押す動作だけにエネルギーを集中できるため、ブレを抑えるための微細な筋出力が必要ない。さらに、ケーブルを介するスタック式マシンの場合、滑車(プーリー)の構造によって実際の負荷が物理的に2分の1から3分の2程度に軽減されているケースも珍しくない。摩擦係数によるわずかな抵抗感があるにせよ、手元にかかる正味の負荷はバーベルのプレート重量とは根本的に異なる。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

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