野球の勝敗を分けるリリーフの役割とは?中継ぎ・抑えの全貌を徹底解説
リリーフ投手の功績を正当に評価するため、公式記録として「ホールド(H)」や「ホールドポイント(HP)」、「セーブ(S)」が導入されています。勝ち星(勝利投手)がつかない場面でも、チームの勝利に貢献した証となる重要指標です。
セーブの記録条件は、主に以下のルールに基づき、最後に登板してリードを守り切った投手に与えられます。
- 自分のチームが勝利を得た試合の最後に投げた投手であること
- 勝利投手の権利を持たないこと
- 次のいずれかに該当した上で1イニング以上投げる、またはリードを守り抜くこと
- 3点以内のリードで登板し、1イニング以上投球してリードを守る
- 迎える2打者に連続本塁打を打たれたら同点または逆転される場面(走者・次打者・次々打者が得点すると同点・逆転)で登板し、リードを守る
- 点差に関係なく、リードを保ったまま3イニング以上を投げ切る
一方、中継ぎやセットアッパーを評価するホールドの条件は、セーブがつく条件と似ていますが、試合を投げ切らずに「リードを保ったまま後続に託して降板する」ことが前提です。同点時や自らの登板で勝ち越した場合でも、所定のアウトを奪って同点またはリードを維持して降板すればホールドが記録されます。これに救援勝利数を合算したものがホールドポイント(HP)であり、最優秀中継ぎ投手のタイトル争いの基準となります。
また、救援投手の防御率は先発投手とは見方が異なります。年間に50〜60イニング前後しか投げないリリーフは、1度の大量失点で防御率が急激に跳ね上がります。そのため、トップクラスの救援投手には防御率1点台前半から0点台という極めて高い安定感が求められます。
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