小川知子の現在と波乱の芸能史!名曲と銀幕に刻まれた真実の姿
歌手としての一大センセーションに目を奪われがちだが、彼女の本流は卓越した演技力を持つ女優である。幼少期に劇団で基礎を叩き込まれ、児童劇団や東宝の映画作品で頭角を現した経験が、その表現力に確固たる厚みを与えていた。
その実力が遺憾なく発揮された代表作のひとつが、1970年公開の映画『男はつらいよ 望郷篇』だ。シリーズ第5作となる本作でマドンナ・三浦節子役に抜擢された彼女は、車寅次郎が恋焦がれる清楚でありながら芯の強い女性を好演。山田洋次監督ならではの人情喜劇の空気感に見事に溶け込み、映画ファンに強い印象を刻んだ。さらに1974年のNHK大河ドラマ『勝海舟』をはじめとする本格時代劇や重厚なテレビドラマにも相次いで出演。日本の芸能界において、歌って演じられる稀有なトップスターとしての地位を不動のものにしていった。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/fbgpggoo/5556470/