壁掛けテレビのふかし壁で後悔?寸法や費用相場・間接照明の極意を解説
すっきりとした美しい空間に憧れてふかし壁を導入したものの、完成後に違和感を覚えるオーナーは後を絶ちません。後悔の声として最も多く挙がるのが「想定以上の圧迫感」です。壁面全体または一部を10〜15cmほど前面に出す構造上、部屋の有効面積が削られます。特にリビングの短辺方向にテレビを配置した場合、ソファとの視聴距離が極端に縮まり、空間全体が窮屈に感じられてしまいます。
次に見落とされがちなのが、将来の柔軟性の欠如です。テレビのサイズに合わせてジャストサイズでふかし壁や周囲のニッチを造作してしまうと、将来的に55インチから75インチなどの大型モデルへ買い替えた際、枠内に収まらなくなるリスクを抱えます。さらに、一度壁を立ち上げるとコンセント位置や配管ルートが固定されるため、リビングのレイアウト変更や模様替えが極めて困難になる点も覚悟しなければなりません。
また、通常の下地補強のみで壁掛けにする施工と比べ、木工事・ボード貼り・クロス仕上げ・電気工事が別途発生するため、建築コストが確実に跳ね上がる点もデメリットの一つです。デザインの美しさに目を奪われ、生活動線や予算配分とのバランスを崩してしまうことこそが、後悔を生む根本的な原因といえます。
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