ベランダの鳩の巣は勝手に撤去Ng?知るべき法律の罠と安全な対処法
もし巣の中にすでに卵があるのを発見した場合、居住者が取れる現実的な選択肢は「ヒナが巣立つまで待つ」か「自治体に有害鳥獣捕獲の申請を出して許可を得る」の2通りに分かれます。
鳩の繁殖サイクルは非常にスピーディです。産卵から孵化までの日数は約16日〜20日、その後ヒナが成長して巣立ちを迎えるまでに約30日〜35日を要します。つまり、卵を発見してからおよそ1ヶ月半から2ヶ月程度で巣は空になります。鳴き声や糞害の程度を考慮し、短期間だけ耐えられるのであれば、巣立ちを待ってから即座に清掃・消毒・防鳥対策を行うのが最も法的手続きの手間がかかりません。
一方で、衛生環境の悪化や健康被害の懸念から一刻も早く撤去したい場合は、管轄の市役所や区役所の環境保全・農政関連窓口へ「有害鳥獣捕獲等許可申請書」を提出します。申請には巣の写真や見取り図が必要となり、書類審査や現地確認を経て許可証が発行されるまでに数日から2週間程度かかるのが一般的です。許可が下りて初めて、卵の移動や巣の撤去作業が可能になります。
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