しなびた大根は捨てないで!劇的復活の裏ワザと絶品救済レシピ徹底解説
そもそも、買ってきて間もない時期には重量感のあった根菜が、なぜ数日で水分を喪失してしまうのでしょうか。大根がしわしわになる原因の約9割は、「乾燥した冷気」と首元の「成長点」にあります。大根の重量のうち約95%は水分で構成されており、裸のまま野菜室へ入れると、庫内の冷風が外皮から容赦なく水分を奪い去っていきます。葉がついたままの大根であれば、根の水分が葉へと吸い上げられ、さらに急速に干からびていくのです。
ここで混同されやすいのが、すが入った大根との違いです。どちらも食感が落ちる現象ですが、メカニズムは全くの別物です。
「す(鬆)」とは、大根が収穫前に畑で育ちすぎたり、収穫後の温度変化によって細胞組織の一部が破壊され、スポンジ状に空洞ができる生理現象を指します。外見にハリがあっても、切ると断面に白い斑点状の穴が無数に空いてパサパサしているのが特徴です。
対照的に、しなびた大根は内部組織そのものがスカスカになったわけではなく、細胞内の水分が一時的に抜けて萎縮しているだけの状態です。構造が破壊されていないため、外から水分を補給してあげれば細胞壁が再び膨張し、ハリを取り戻せるポテンシャルを秘めています。
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