倉庫街から最先端カルチャーへ!激変する問屋町の歩き方と新潮流

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この街の成り立ちは、1960年代後半から70年代にかけて進められた卸売機能の集約にさかのぼる。岡山市街地の過密化を解消すべく、繊維や日用品を扱う企業が集う拠点として整備された。その中核を担ってきたのが協同組合岡山卸センターだ。整然と区画された格子状の道路や、荷積みのために設計された広めの歩道、トラックが横付けできる頑丈な倉庫群は、すべて物流の効率化のために計算されたものだった。

しかし時代の変遷とともに流通構造が激変し、空き倉庫が目立つ時期を迎える。その空白を埋めたのが、若い世代のクリエイターたちだった。広大な空間と手頃な賃料、そして無骨な鉄骨の質感は、型にはまらない自己表現の場を求めていた若者にとって格好のキャンバスとなった。既存のインフラを壊さず活用する姿勢が、現在の個性的な街並みの礎となっている。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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