地球上の最大マグニチュードは?限界値M10の真実と巨大地震の脅威

地球上の最大マグニチュードは?限界値M10の真実と巨大地震の脅威についての疑問解決ガイドをご紹介します。

人類が近代的な地震計で観測を始めて以来、地球上で発生した最も巨大な地震は、1960年5月22日に発生したチリ地震(バルディビア地震)です。その規模はモーメントマグニチュードでMw9.5という、驚異的な数値を記録しました。

チリ沖のプレート境界で長さ約1,000km、幅約200kmにわたる広大な断層面が最大数十メートルにわたって破壊され、激しい地殻変動が発生しました。この超巨大地震によって生じた津波は太平洋全域に伝播し、発生から約22時間半後、地球の裏側に位置する日本(三陸海岸など)へも最大約6mの津波として到達。142名の尊い命が失われるなど、遠地津波の恐ろしさを世界に知らしめました。

以下は、近代観測が本格化した20世紀以降における世界の巨大地震ランキングです。

順位発生年・地震名規模(Mw)主な特徴第1位1960年 チリ地震9.5観測史上最大。日本にも津波が襲来。第2位1964年 アラスカ地震9.2北米観測史上最大。地殻変動と津波が広域化。第3位2004年 スマトラ島沖地震9.1インド洋全域に津波が拡散し22万人以上が犠牲。第4位2011年 東日本大震災9.0日本観測史上最大。複数震源域の連動型破壊。第4位タイ1952年 カムチャツカ地震9.0千島・カムチャツカ海溝沿いで発生した海溝型巨大地震。

上位を占める地震はいずれも、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む海溝沿い(沈み込み帯)で発生している点が共通しています。広範囲のプレート境界面が一気にズレ動くことこそが、M9クラスを生み出す絶対条件です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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