イベラギリシャリクガメ飼育完全版!最大サイズと寿命・冬眠の落とし穴
「野生のイベラギリシャリクガメは冬眠するのだから、飼育下でも冬眠させたほうが自然ではないか」と考える飼育者は少なくありません。しかし、飼育下での冬眠は最も死亡事故が多発する危険ゾーンです。
野生下と異なり、ケージ環境では一定の低温(5℃〜10℃)を狂いなく維持することが極めて困難です。温度が中途半端に上がると体力を消耗して衰弱死し、逆に下がりすぎると凍死します。さらに、秋の間に十分な栄養と水分を蓄えられていなかったり、消化器官に未消化物が残ったまま冬眠に入ると、体内で腐敗が起きて春に二度と目を覚ましません。
繁殖を狙う熟練ブリーダーを除き、家庭でのペット飼育においては「完全加温による通年飼育」を徹底してください。冬場はサーモスタットに接続したセラミックヒーター、保温球、上部ヒーター(暖突)を組み合わせ、ケージ内を年中春〜夏の温度に保つことで、冬眠による落命リスクを完全にゼロにできます。
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