11月の花札「柳」に隠された謎!小野道風の逸話と雨四光の勝敗ルール
Q1:11月の花札に描かれている人物は誰ですか?なぜ傘を差しているのですか?
A1:平安時代中期の能書家・小野道風です。自分の才能に悩み書道を諦めかけていた雨の日に、柳の枝へ懸命に飛び移ろうとする蛙の姿を見て努力の大切さを悟ったという有名な故事にちなみ、雨の中で傘を差して蛙を見つめる姿が描かれています。
Q2:こいこいで「雨四光」と「四光」ではどちらが点数が高いですか?
A2:「四光」の方が点数が高く設定されています(標準ルールで四光は8点、雨四光は7点)。柳(小野道風)を含む4枚の光札は「雨四光」となり、雨によって景観の風情が損なわれるという粋な理由から、柳を含まない純粋な四光よりも点数が1点低くなります。
Q3:柳のカス札に描かれている「雷」や「手」のような絵にはどんな意味がありますか?
A3:雷雲から伸びる雷神の手と太鼓を描いたもので、通称「鬼札」や「雷」と呼ばれます。江戸時代のカルタにおける魔除けや異端の象徴であり、伝統的なゲームルールではどの札でも取れるオールマイティ札(化け札)として使われてきた歴史があります。
Q4:11月が「桐」で12月が「柳」になっている花札を見かけましたが、どちらが正しいですか?
A4:現在の全国標準(任天堂など)は「11月が柳、12月が桐」ですが、関西や名古屋などの一部地方の伝統的な花札(地方札)では「11月が桐、12月が柳」と逆転しているものがあります。桐を「終わり(きり)」とみなして12月に配置する解釈が広まり、現在の順序が主流となりました。
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