『シェイプ・オブ・ウォーター』はなぜ気まずい?家族鑑賞で後悔する訳
気まずさの原因は濡れ場だけではありません。デル・トロ監督作品の真骨頂とも言える痛烈なバイオレンスとグロ描写も、耐性のない視聴者を大きく選ぶ要素となっています。
特に観客のトラウマになりやすいのが、ストリックランドが水棲生物に襲われて負傷する指の負傷シーンです。千切れかけた2本の指を縫合したものの、傷口が徐々に壊死して黒ずみ、異臭を放つ様子が執拗なまでに克明に映し出されます。最終的に自らその腐った指を引きちぎる場面は、思わず目を背けたくなるほどの痛々しさです。
そのほかにも、水棲生物が猫を捕食してしまうショッキングな場面や、スタンガンによる容赦ない拷問、至近距離での銃撃による生々しい流血など、ダークファンタジーならではの残酷描写が随所に散りばめられています。こうした過激な要素が積み重なっているからこそ、本作はR15+(15歳未満鑑賞禁止)に指定されています。
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