脊柱起立筋の起始停止・作用・支配神経を徹底解説!国試対策ゴロ付き
脊柱起立筋の主な運動作用は、左右両側の筋肉が同時に働くか、片側のみが働くかによって大きく切り替わります。
両側が同時に収縮した場合の作用は「脊柱の伸展」です。前屈した状態から上半身を起こす動作や、直立姿勢を保つための抗重力活動において主働筋として機能します。頭最長筋が両側収縮した際は、頭部を後屈させる強力なトルクを発揮します。
一方、片側のみが収縮した場合は「脊柱の同側への側屈」および「同側への回旋」を補助します。特に最外側を走る腸肋筋は、脊柱の運動軸から最も遠い位置にあるため、側屈動作において極めて大きなモーメントアームを持ちます。
支配神経に関しては、国家試験でも頻出の鉄板ルールが存在します。脊柱起立筋を含むすべての固有背筋は、「脊髄神経後枝(内側枝・外側枝)」によって支配されています。浅背筋群が腕神経叢や副神経など前枝由来の神経支配を受けるのに対し、深背筋群は後枝支配であるという対比構造は必ず押さえておきましょう。
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