桐箱の箱書き完全マニュアル!表書き・裏書きの位置と伝統作法
署名の仕上げとして欠かせないのが「落款(らっかん)」の押印です。落款がひとつ入るだけで全体の構図が締まり、作品としての真正性が格段に高まります。
桐箱に印を押す際は、紙とは異なる木材ならではの注意点があります。
・印泥(いんでい)の質:簡易的な朱肉スタンプ台ではなく、繊維質の「印泥」を使用します。油分が程よく含まれた印泥を使うことで、木肌に沈まず鮮やかな発色が得られます。
・押印の位置:裏書きの署名の真下、あるいは署名の左側に、文字の大きさよりやや小さめの印を一文字分ほど空けて押します。
・均等な圧力:桐の木面は平らに見えて微妙な凹凸があります。印を押す際は蓋の下に硬い下敷きを敷き、印を置いたらブレないように上から体重をかけて四隅に均等に圧を加えるのが失敗しない秘訣です。
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