「ポーズ」で終わらないヨガの核心、アーサナが心身を変える理由
アーサナの歴史を紐解くと、現代のアクロバティックな姿とは対照的な原風景に出会う。紀元後数世紀頃に編纂された古典文献、パタンジャリによる『ヨガ・スートラ』において、アーサナは八支則と呼ばれる修行の第三段階として位置づけられている。
同書の中でアーサナについて触れられている定義は極めて簡潔だ。「スティラ・スカム・アーサナム(安定して快適な座法)」。この一文に尽きる。本来のアーサナとは、長時間の瞑想に耐えうるブレない骨盤の土台と、余分な緊張のない穏やかな肉体の状態を指していた。身体を鍛え上げること自体がゴールではなく、内なる静寂に没入するための揺るぎない土台作りこそが出発点だった。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/deaslyzt/1786052/