熱は引いたのにインフル後の咳が止まらない!長引く原因と受診の目安

熱は引いたのにインフル後の咳が止まらない!長引く原因と受診の目安の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

インフルエンザウイルスは鼻や喉だけでなく、気管や気管支の粘膜上皮細胞に直接侵入して激しい炎症を引き起こします。解熱後も咳だけが長引く背景には、主に3つの医学的要因が存在します。

第1の要因は、ウイルス感染によって気道粘膜が剥がれ落ち、神経線維がむき出しになることで生じる「感染後咳嗽」です。通常であれば刺激にならないわずかな冷気や会話、エアコンの風、埃などに対しても咳反射が過剰に作動してしまい、コンコンという乾いた咳が止まらなくなります。

第2の要因は、ウイルスによって免疫力が低下した隙を突いて起こる細菌の二次感染です。インフルエンザの治りかけに黄色や緑色の粘り気のある痰が増える場合、肺炎球菌やインフルエンザ菌(ウイルスとは別の細菌)が気管支に入り込んで炎症を長引かせているサインです。

第3の要因は、気道のアレルギー性炎症が引き金を引かれる「咳喘息」の発症です。もともとアレルギー体質を持っていたり、気道が敏感だったりする人がインフルエンザに罹患すると、ウイルス感染を契機に気管支が慢性的な炎症状態へ移行してしまうことがあります。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

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