江戸時代の平均身長はなぜ低い?徳川家康の骨格から迫る歴史の謎

江戸時代の平均身長はなぜ低い?徳川家康の骨格から迫る歴史の謎の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

骨の形態や構造から過去の人類の姿を復元する形質人類学と、遺跡の発掘を通じて過去の暮らしを紐解く考古学。これらふたつの学問の融合によって、日本人の体格変遷史はより鮮明になった。

日本人類学会などの研究機関が公表してきた膨大な人骨データベースによれば、縄文時代の男性平均身長は約157cm〜158cmあり、狩猟採集による多様なタンパク質源に恵まれていた。しかし、農耕社会への移行や中世から近世にかけての食習慣の変化により、身長はゆるやかに低下。江戸時代に最低値を記録したのち、明治以降の西洋食文化の導入と肉食解禁によって急激な伸びを見せることになる。

こうした人類学的な発見や人骨標本の実物は、東京・上野の国立科学博物館などの展示でも目にとめることができる。実物の骨格を前にすると、時代ごとに日本人の体躯がどのように変化してきたのか、そのダイナミズムを肌で感じることができるはずだ。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

タグ: https://aitraining.bnsf.com/asdbeqvf/8796477/