レインボーステーションビル解剖!湾岸巨塔とメディア大再編の真相
デザイン監修に名を連ねるのは、世界的な建築家・隈研吾氏である。コンクリートとガラスで埋め尽くされたお台場特有の無機質な景観に対し、隈氏は国産木材のスギやヒノキをルーバー状に配した有機的なファサードを提案した。潮風に耐えうる特殊加工木材と最新の環境制御技術が融合した外観は、近未来的な湾岸に温かみのある陰影を落とす。
この前衛的な意匠をデベロッパーとして具現化するのが三井不動産だ。長年培ってきた不動産開発・都市計画のノウハウを惜しみなく投入し、エネルギー効率を極限まで高めたスマートシティ構造を確立した。海水を利用した高効率空調システムや太陽光追尾型パネルの導入により、環境負荷を従来型ビルの半分以下に抑え込む設計だ。自然環境とテクノロジーの共生を掲げる同社の都市戦略において、このプロジェクトはひとつの到達点と言える。
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