なぜ生理は夜にくる?就寝中に始まる身体のメカニズムと夜間対策
「夜中に始まったのか、それとも朝起きた瞬間に始まったのか分からない」と感じるケースは多々あります。実際には、深夜の睡眠中に内膜の剥離が始まっていたものの、横たわった姿勢(臥位)のために経血が膣内に溜まっていたというケースが大半を占めます。
身体が水平になっている間は重力がかかりにくいため、少量の出血であれば体外へ流れ出ずに留まります。そして朝アラームが鳴って身体を起こした瞬間、あるいはベッドから立ち上がってトイレに向かった瞬間に重力が加わり、溜まっていた経血が一気に流れ落ちるため、「起床と同時に生理が始まった」と認識されるのです。
また、就寝中に下腹部が重だるくなったり、腰まわりに鈍い痛みを感じて夜中に目が覚めたりする「夜間の生理前兆症状」は、経血を排出しようとして分泌されるプロスタグランジンという物質の作用です。深夜に訪れる鈍痛や冷えは、まさに身体が排泄モードに入った合図といえます。
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