逆鉾昭廣の死因と壮絶な闘病記|井筒部屋閉鎖の真相と家族の現在
逆鉾を語る上で欠かせないのが、相撲界の歴史に燦然と輝く「井筒3兄弟」の存在です。父は「もろ差しの名人」と称された元関脇・鶴ヶ嶺(先代井筒親方)。その偉大な血筋を引いた3人の息子たちは、全員が関取へと昇進する快挙を成し遂げました。
長男の鶴嶺山(元十両)、次男の逆鉾(元関脇)、三男の寺尾(元関脇)。特に逆鉾と寺尾は、昭和末期から平成初期にかけての若貴ブームと並ぶ大人気を誇り、相撲人気を牽引しました。甘いマスクとスピード感あふれる突き押しで女性ファンを熱狂させた弟・寺尾に対し、逆鉾は父親譲りの堅実かつ技術力の高いもろ差しで土俵を制圧する実力派として君臨しました。
兄弟でありながら土俵に上がれば互いに刺激し合う良きライバル。引退後、逆鉾は井筒部屋を継承し、寺尾は錣山部屋を創設して独立しましたが、兄弟の深い絆は生涯揺らぐことはありませんでした。逆鉾の逝去後、2026年12月には弟の寺尾(錣山親方)も60歳で逝去。昭和・平成の角界を熱く彩った兄弟の勇姿は、いまなお相撲ファンの心に深く刻まれています。
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