渋谷の路地裏から東京のカルチャーを変えた「ミッケラー」 2026年に見せるコミュニティの新たな実験
渋谷駅の雑踏を抜け、道玄坂を少し登った場所にある「百軒店(ひゃっけんだな)」。昭和の香りが濃く残るラブホテルや老舗の飲食店がひしめくこのエリアに、一歩足を踏み入れると急に開けた視界が現れる。かつて古い銭湯が敷地の一部だったという角地。そこに佇むのが、大きなガラス窓と開放的な立ち飲みスペースを備えた店舗だ。
店内は木のぬくもりを生かした北欧インテリアで統一され、壁にはイラストレーターのキース・ショアが手掛けた愛らしいキャラクターが躍る。立ち飲みを基本としたスタイルは、隣に居合わせた見知らぬ客同士の会話を自然と生み出す。専門知識がなくても心配いらない。「フルーティーなものを」「苦味が強いものを」とスタッフに伝えるだけで、その日の気分にぴったりの一杯をフレンドリーに提案してくれる。
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