ジェーン・バーキンの若い頃|秘蔵エピソードと不滅のスタイル
伝説のアイコン、ジェーン・バーキンの若い頃のスタイルと秘蔵エピソードを紐解くと、そこには計算尽くされた演出など一切存在しない、ありのままの魅力が溢れ出している。60年代スタイルアイコンとして世界を魅了した彼女の「60年代フレンチ・ファッション」の根底にあったのは、徹底した「無欲」と「自己流」だ。高級クチュールを着る際も、わざとデニムジーンズや履き古したスニーカーを合わせ、ドレスの裾を自らハサミで短く切ってしまうことも珍しくなかった。
当時を物語る秘蔵エピソードとして有名なのが、彼女がどこへ行くにも手放さなかったカゴバッグだ。フォーマルな宴の場であれ、蓋のない編みかごに荷物を乱雑に詰め込んで歩いていた。飛行機の機内でそのかごから荷物がこぼれ落ちたハプニングが、後にラグジュアリーブランド「エルメス」の社長の目に留まり、歴史的名作バッグ「バーキン」誕生のきっかけとなった逸話は語り草だ。遺された写真や当時のスナップに収められた彼女の姿は、飾らない姿勢こそが最高のラグジュアリーであることを2026年の今も教えてくれる。
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