怪物・久島海が46歳で急逝した真相とは?伝説の足跡と愛弟子たちの現在
1988年、久島海は名門・出羽海部屋へ入門します。幕下付け出しでの初土俵から危なげなく白星を重ね、所要6場所で十両昇進、1989年5月場所には早々に新入幕を果たしました。当時の相撲ファンは、輪島以来の学生出身横綱の誕生を疑いませんでした。
しかし、大相撲のプロの壁と過酷な連戦は、怪物の巨体を容赦なく蝕みます。アマ時代からの慢性的な勤続疲労に加え、プロ入り後は右膝の前十字靭帯断裂や半月板損傷という致命的な大怪我に見舞われました。本来の強引なまでの力相撲が影を潜め、立ち合いの出足を膝が支えきれない苦闘が続きます。
それでも不屈の闘志で土俵に上がり続けた久島海の通算成績は、400勝345敗69休。最高位は東前頭筆頭にとどまり、惜しくも三役昇進こそ逃したものの、強烈な突き押しと右四つの相撲で敢闘賞を2度獲得し、金星も記録しました。怪物と呼ばれたプレッシャーと負傷の痛みを背負いながら懸命に土俵を務め上げた姿は、多くのファンの胸に深く刻まれています。
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