妹島和世の最高傑作「梅林の家」を解剖!極薄鉄板と間取りの秘密
妹島和世氏と西沢立衛氏によるユニット「SANAA」の住宅作品と響き合いながら、梅林の家は極めて純度の高いマニフェストとして結実しています。ここで建物の基本スペックを整理しておきましょう。
【梅林の家の主な建築概要】
- 設計:妹島和世建築設計事務所(担当:妹島和世、平田晃久ほか)
- 構造設計:佐々木睦朗構造計画研究所
- 所在地:東京都世田谷区
- 主要用途:専用住宅(個人邸)
- 構造・規模:鉄板構造(一部鉄骨造)、地下1階・地上2階(一部3階)
- 敷地面積:約111㎡(約33坪)
- 建築面積:約38㎡(約11坪)
- 延床面積:約77㎡(約23坪)
- 竣工年:2003年
外壁は白い塗装でシンプルに仕上げられ、周囲の住宅地に控えめに溶け込んでいます。無駄な装飾を徹底して削ぎ落とし、プロポーションと開口の抜けだけで豊かさを表現するアプローチは、その後のSANAA 住宅作品や世界中のミニマリズム建築に決定的な影響を与えました。
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