駐在所と交番の違いとは?住み込み警察官の実態と組織改革の最前線
駐在所で働く警察官の日常は、一般的なオフィスワークや交番勤務とは一線を画す。職住一体であるが故に、勤務時間外であっても近隣住民からの相談や緊急の駆け込みが発生すれば、ただちに対応しなければならない。実質的な24時間待機態勢と言える環境だ。
ここで重要な役割を果たすのが、警察官の配偶者である。警察官がパトロールや事件対応で不在にしている間、配偶者が道案内や一時的な事件受付、電話対応を担うケースは珍しくない。多くの都道府県警では、こうした配偶者に対して「駐在所妻業務委嘱手当」などの名目で一定の報償費を支払う制度を設けている。家族ぐるみの支えがあってこそ成り立つ、きわめて特殊な労働環境である。
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