コーブ照明とは?コーニスとの違いや後悔しない納まり寸法・費用を解説
魅力的なコーブ照明ですが、現場の納まり寸法やレイアウト設計を誤ると後悔の原因になります。代表的な失敗例として挙げられるのが「ベッドやソファに寝転がると光源が直接見えて眩しい」「天井の不陸(凹凸)が目立ってしまう」「光のグラデーションが途中で途切れる」という問題です。
これらの失敗を防ぐためには、設計段階で断面詳細(納まり図)における寸法をミリ単位でコントロールする必要があります。
後悔を防ぐ標準的な納まり寸法(クリアランス)の目安:
- 幕板(立ち上がり)の高さ:50mm〜80mm程度。器具が直接見えない高さを確保しつつ、光の広がりを遮らない絶妙なバランスに設定します。
- 幕板天端と天井面の離隔(スリット幅):150mm〜250mmを確保。ここが狭すぎると光が天井全体へ伸びずに強い帯状の光になってしまい、広すぎると立ち位置によって器具内部が見えてしまいます。
- 器具の設置位置:幕板のすぐ裏側に器具を寄せるのではなく、少し奥に配置して光のカットライン(境界の影)が天井面に鋭角に出ないよう調整します。
特に寝室へコーブ照明を導入する場合、横になった視線から光源が直視できない位置関係になっているか、断面図での視線シミュレーションが不可欠です。また、天井クロスに凹凸の激しい織物調や光沢のあるビニールクロスを選ぶと光のムラが浮き彫りになるため、マット仕上げ(艶消し)のフラットな壁紙・塗装を採用するのが美しいグラデーションを生み出す鉄則です。
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