お坊さんに出すお茶とお菓子の位置は左右どっち?失敗しない配膳作法

お坊さんに出すお茶とお菓子の位置は左右どっち?失敗しない配膳作法の背景について、専門知識を基に徹底解説します。

Q1:座卓がない畳の部屋では、どこにお茶とお菓子を置けばよいですか?
A1:座卓がない場合は、お坊さんが座っている座布団の右前・左前の畳の上に直接置きます。この場合もお坊さんから見て「左がお菓子、右がお茶」の配置は変わりません。畳の縁(へり)や畳の継ぎ目をまたがないよう、1枚の畳のスペース内に収めて配膳するのが美しい作法です。

Q2:お坊さんがお茶やお菓子に全く手をつけなかった場合、失礼だったのでしょうか?
A2:決して失礼があったわけではありません。お坊さんは次の法要の時間が迫っていたり、何軒もお茶をいただいてお腹がいっぱいになっていたりすることが多々あります。手をつけられなかった場合も気に病む必要はなく、お帰りの際に「よろしければお持ち帰りください」と小袋に入れてお渡しすれば十分に心が伝わります。

Q3:日本茶ではなく、コーヒーや紅茶をお出ししても構いませんか?
A3:基本は緑茶(煎茶や玉露、ほうじ茶)が無難ですが、普段から気心の知れた菩提寺の住職や月参りで頻繁に来られるお坊さんの場合、「コーヒーとお茶、どちらがよろしいですか?」と好みを伺ってからお出しするのも喜ばれます。ただし、初七日や四十九日、一周忌などの格式高い法要では、まず上質な日本茶を用意するのが通例です。

Q4:夏場の猛暑日にお坊さんが来られた際、熱いお茶と冷たい飲み物のどちらを出すべきですか?
A4:猛暑の時期は、まず冷たい麦茶や冷緑茶、または常温のミネラルウォーターをお出しして喉を潤していただくのが親切です。汗が引いた読経後に、改めて温かいお茶をお出しするといった二段階の気配りを行うと、大変丁寧なおもてなしになります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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