ディズニー『アラジン』の舞台はどこの国?アグラバーのモデルと原典

ディズニー『アラジン』の舞台はどこの国?アグラバーのモデルと原典の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

18世紀初頭、フランスの東洋学者アントワーヌ・ガランがアラビア語の古写本を西洋に翻訳・紹介した際、彼はシリア出身の語り部ハンナ・ディヤーブから聞いた話としてアラジンの物語を組み込んだ。この原典において、主人公のアラジンは「中国の都市に暮らす貧しい仕立て屋の息子」として明確に描かれている。

当時のアラビア世界やヨーロッパにおいて、「中国」という言葉は単なる現在の中国国家を指すものではなかった。それは「シルクロードの最果てにある未知の東洋」という広大なファンタジーの象徴だったのだ。語り手たちは異国情緒を極限まで高めるための演出として、遥か遠くの東方の地を物語の出発点に選んだと考えられている。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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