ウォンバットの寿命は平均何年?世界最高齢ギネス記録と驚きの秘密

ウォンバットの寿命は平均何年?世界最高齢ギネス記録と驚きの秘密とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

日本で親しまれているウォンバットの多くは「ヒメウォンバット」と呼ばれる種です。オーストラリア南東部やタスマニア島の森林や低木地帯に巨大な巣穴を掘って暮らす夜行性の動物ですが、その寿命は生息する環境によって驚くほどの差が生じます。

厳しい自然界における野生のウォンバットの平均寿命はおよそ10年〜15年とされています。一方、徹底した健康管理と栄養が保証された飼育下での平均寿命は20年〜26年前後にまで跳ね上がります。なぜ野生環境ではこれほど寿命が短くなってしまうのか、その背景には過酷な生態と死因が関係しています。

野生下における主な死因として挙げられるのが以下の要素です。

・交通事故:夜間にエサを求めて道路に出てきた際、車と衝突するケースが後を絶ちません。
・ダニ媒介性の感染症(疥癬症):ヒゼンダニの寄生によって激しい痒みと皮膚炎を引き起こし、衰弱死する個体が多発しています。
・干ばつと気候変動:オーストラリア特有の極端な乾燥や山火事によって草や木の根などの食料が枯渇し、栄養失調に陥るリスクがあります。
・天敵による捕食:ディンゴや野生化した犬、幼獣であれば猛禽類などに襲われる脅威が存在します。

外敵の襲撃や伝染病、交通事故といった命を脅かす要因を完全に排除できる動物園の環境こそが、ウォンバット本来の生命力を最大限に引き出す土台となっています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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