新築木造アパートは本当に音が響く?防音性能の最新実態と後悔しない内見術

新築木造アパートは本当に音が響く?防音性能の最新実態と後悔しない内見術に関する基本知識を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

「最新の建築技術で作られた新築木造なら、マンション並みに音が響かない」という話を耳にすることがあります。大手ハウスメーカーを中心に、上下階の衝撃音を大幅に抑える高遮音床システムや、隣戸との間に設置する界壁の強化など、木造アパートの防音性向上に向けた技術革新は着実に進んでいます。

しかし、建築現場の実態を取材すると、過度な期待は禁物であることが分かります。音を遮断する最大の要素は「質量(重さ)」です。コンクリートを流し込んで分厚い床や壁を作る鉄筋コンクリート(RC)造に対し、木材を主原料とする木造はどうしても部材そのものの質量が軽くなります。いくら最新の遮音材を挟み込んでも、構造的に振動が壁や柱を伝わりやすい性質(固体伝播音)をゼロにすることはできません。

つまり、「昔の木造に比べれば格段に音は抑えられているが、RC造マンションと同じ感覚で暮らせるわけではない」というのが偽らざる真相です。このギャップを把握しないまま「新築=静音」と思い込んでしまうことこそが、入居後の違和感を生む最大の要因となっています。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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