頬の赤み・ざらつきの正体は?顔面毛包性紅斑黒皮症の最新治療法

頬の赤み・ざらつきの正体は?顔面毛包性紅斑黒皮症の最新治療法について知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

「顔面毛包性紅斑黒皮症(がんめんもうほうせいこうはんこくひしょう)」とは、主に耳前の頬部からフェイスライン、首の側面にかけて、「毛孔性の小さな丘疹(ざらつき)」「網目状の紅斑(赤み)」「褐色〜黒褐色の色素沈着」の3つの症状が同時に現れる特徴的な皮膚疾患です。1960年代に日本人皮膚科医の北村包彦博士らによって世界で初めて詳細に報告された経緯から、医療現場では「北村病」と呼ばれることもあります。

本疾患は、一般的なニキビ(尋常性ざ瘡)や接触皮膚炎、あるいは顔が赤くなる酒さ(しゅさ)と混同されやすい傾向にあります。市販の抗炎症クリームやピーリング剤を自己判断で使用し、かえってバリア機能を壊してしまうケースも散見されます。思春期から青年期にかけて発症・顕在化しやすく、男性に多いとされてきたものの、実際には肌悩みを抱える女性の受診例も数多く報告されています。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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